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旅行シーズンのガソリン シアトルは2・70ドル強

全米自動車協会(AAA)によると、全米平均のガソリン価格は7月20日段階でレギュラー1ガロンで2・194㌦。18日の報告によると、過去36日中35日で価格が下がり、7月時において2004年以来の低価格となった。1年前よりも平均で55㌣安く、旅行シーズンの最盛期となる夏時期に多くの長距離旅行を促すことになりそうだ。

ワシントン州は全米平均に比べ高値で、レギュラー価格は平均で2・67㌦。1年前は3・19㌦だったため、約50㌣安い。

シアトル、ベルビュー、エベレットの地域ではレギュラー平均が2・718㌦。1カ月前よりも3㌣高値だが、1年前と比較すると51㌣値下がりしている。

全米をみると、米西部が平均的に高値を記録している。ワ州はハワイ州、カリフォルニア州に次いで3番目の高さ。一番安い州はサウスカロライナ州で、1ガロン1・876㌦となっている。

(N・A・P)

N.A.P. Staff
北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。