1月26日にSODO 地区で発生したホームレスへの銃撃殺傷事件の容疑者が1日に逮捕された。容疑者は13、16、17歳の兄弟だった。
3人は母親とともにセンチュリーリンクフィールドそばのホームレス集落で生活。報道によればドラッグ関連を要因とし、母親から事件現場へ送られたという。逮捕時は生活場所をセーフコフィールド近くに変えていた。
またワシントン州教育委員会は2日、保育園から高校までの「ホームレス」生徒数が、2 0 1 4―15年時で前年より9・1 % 増加、3万5千人を上回ったことを明らかにした。全学生数の3・3%に及び、09―10年時から62・7%と急増している。
多くがキャンプ場、フリーウェイ高架下などのホームレス集落、友人宅を生活拠点としており、留年や学校中退などにつながる大きな問題と指摘されている。住宅不足、価格高騰、就職難などさまざまな要因が考えられ、解決策が求められている。
(N・A・P)