シアトル交響楽団が毎年恒例となる「アジアの宴」公演を31日に開催する。地元アジア系コミュニティーを讃え、アジア各国の伝統音楽と西洋のクラシック音楽の融合が図られる。
8回目の開催となる今年は、ゲスト指揮者にスタンフォード大学楽団主席のカイ・ジンドン氏を迎え、前半ではリチャード・ロジャーズの『王様と私・序曲』、アーロン・アヴシャロモフ『北京・胡同』など8曲、後半ではスマートフォンアプリを通じた観客参加型演奏でタン・ドゥンの『パッサカリア・風と鳥の秘密』、また地元合唱隊によって韓国・中国の民謡4曲が演奏される。
日系関連団体からは、公演前にベルビューチルドレンズアカデミー、公演後に和太鼓のちきりと太鼓の学校がロビーでの演奏に参加する。
公演は午後4時から6時まで。公演前パフォーマンスは3 時から。チケットや詳細はwww.seattlesymphony.org まで。
(遠藤 美波)