先月に発生した熊本地震の被災地支援を目的としたチャリティーイベントが6月3日、カークランド市内グーグルキャンパスで開かれる。
熊本出身、現在は当地日系社会でSeattle IT Japanese Professionals(SIJP)を主宰する今崎憲児さんの呼びかけで、東日本大震災の復興支援を目的に立ち上がった地元音楽家グループの「ソング・オブ・ホープ」、地元太鼓団「太鼓の学校」などが参加。一日でも早い復興をシアトルからも応援したいという思いを共有するコンサートとなる。
参加関係者それぞれの演奏のほか、会場で『花は咲く』など日本の歌を合唱予定。主催者側も「シアトルの気持ちをひとつにして熊本・九州の復興支援ができれば嬉しく思います」と寄せており、日本や被災地と心、時間を共有することを目的としている。
公演会での収益金は慈善組織ピース・ウインズ・アメリカを通じて、熊本・大分を中心とした被災地復興のために使われる。
イベントは午後12時から1時まで。10㌦以上の寄付推奨。詳しくは、http://kumamoto-aid.weebly.comまで。
(大間 千奈美)