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シアトル日本庭園、舞踏パフォーマンス&講演会

By 溝江暁子

第1木曜の無料開放日となる8月1日(木)、シアトル日本庭園で「ワンダリング·アンド·ワンダリング」が開催される。2010年から続くこのイベントは日本の暗黒舞踏をルーツとするブトー(Butoh)によるパフォーマンス。後述の講演会のテーマ「妖怪」や日本庭園の景色・匂い・音などからインスピレーションを受けたパフォーマーたちが庭園内のあちこちで舞いを披露。また、同日午後5時からタテウチ·コミュニティー·ルームにて開催される講演会では、シアトル大学アシスタント·ティーチング·プロフェッサーのノブコ·ホリカワ氏が昔から畏怖の存在として人々に伝承されてきた「妖怪」が江戸時代に大衆娯楽として楽しまれるようになった経緯を解説する。

日程:8月1日(木)
舞踏パフォーマンス3:30~6:30pm
講演会5~6pm
場所:Seattle Japanese Garden
1075 Lake Washington Blvd. E., Seattle
料金:無料 ※最終入園は閉園前45分まで
問い合わせ: yyamano@arboretumfoundation.org
詳細:www.seattlejapanesegarden.org/events-calendar

N.A.P. Staff
北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。