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JETプログラム 第33期参加者50名が日本へ

2019年度JETプログラムの事前研修および歓送レセプションが7月26日、在シアトル日本国総領事館にて開催。第33期の参加者50名と関係者らが集まり、新規参加者の門出を祝った。モンタナ州を含む同館の管轄地域からは今年、45名が外国語指導助手(Assistant Language Teacher)として、5名が国際交流員(Coordinator for International Relations)として日本に派遣された。

JETプログラムは、語学指導などを行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)で、地方自治体等が参加者を任用。外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図ることを目的としている。今年で33年目を迎える同プログラムは、これまで世界75カ国から7万人を超える参加者を日本に派遣してきた。また、JET参加者の多くは、プログラムを修了し帰国した後も、JET同窓会(JETAA)として日本とのつながりが続いていくよう活動している。

山田洋一郎総領事は、新規JET参加者に対し「日本では孤独な気持ちになるときもあると思いますが、草の根レベルで日米交流を促進できる文化大使として皆さんが大いに活躍されることを期待しています」と言葉を贈った。新規JET参加者からは、アリーナ・グリシュコさんが「挑戦する気持ちを忘れず、それぞれの配置先で精一杯頑張りましょう」と述べた。

最後に、米国北西部JET同窓会組織(PNWJETAA)のミシェル・カトウ副会長は「1度JET生になれば、これからもずっとJET生です。JETプログラムを通して日米の草の根交流に貢献してください」と新規参加者を激励。グリシュコさんら50名は翌27日、シアトルから日本に向け旅立った。日米の架け橋としての活躍が期待される。

(情報提供:在シアトル日本国総領事館)

N.A.P. Staff
北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。