多様化が進み、大きくコミュニティーが変化しているビーコンヒル地区の近隣未来が話し合われる。6月に同地住民に向けて行われた調査結果をもとに、ノースビーコンヒル委員会による住民会議を開く。
エド・マレー市長が掲げる2035シアトル包括的計画の中では、ビーコンヒルにおけるアーバン・ビレッジを倍増する意向で、今後のコミュニティーの構築に多大な影響をもたらすとされている。ビーコンヒルの住民は様々な文化背景を持つ。低、中所得者も多く、78%がマイノリティーで多くがアジア系となる。
移民者は44・4%に及ぶ。住民会議を通じ、コミュニティーの現状と将来の可能性について模索する。調査結果と住民会議の決定事項は、市議会における2035シアトル包括計画の議決までにエド・マレー市長と市議会に送られる。
調査は6月に多言語で行われ、住居1万2千軒へ質問が郵送されたほか、コミュニティー行事などでも積極的に行われ、1142件の回答を得た。
住民会議はジェファーソン・コミュニティーセンターで12日午後7時から開かれる。
(N・A・P)