By 河野 光
シアトル国誠詩吟会は10月26日、川部メモリアルハウスにて秋季温習会を開催した。渡辺国士氏が司会をつとめ、先亡者への黙とうの後、日本国誠流詩吟会のバーカー国薫氏のリードで合吟、次に汀先国信会長の開始の言葉で幕を開けた。メインの吟詠プログラム、第一部は吉友国令氏の絶句4行吟、第二部は律詩吟詠が披露された。詩吟には、無号、誠号、国号、練士、教士、範士、師範からなる7つの位が存在し、師範になるには20年以上の経験と鍛錬が必要とされている。位の低い吟詠から聞き進めてゆくことで、練習の成果が感じられ、次回の温習会に向けてますます張り合いが出る会となった。最後は恒例の記念撮影と食事会、カラオケを参加者全員で楽しみ、和気あいあいとしたうちに終了した。